理事長交代について

退任のご挨拶
                            NPO法人新
                            前理事長 稲 葉 正 美

春暖の候、桜花ほころぶ季節となりました。
今だコロナ禍にありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。皆様には、日頃よりNPO法人新をご支援頂き厚く御礼を申し上げます。
さて私事ではございますが、この度、今期をもって理事長を退任致しました。一昨年の11月、中区本牧活動ホームに於いて日中活動中に重大事故を起こし、当法人の施設を利用されている皆様、保護者の皆様、関係するすべての皆様には大変なご不安とご心配をおかけ致しました事に対し、責任者として真に申し訳なく衷心よりおわび申し上げます。
事故後の対応につきましては、関係各位のご指導を仰ぎ責任を果たすべく法人理事会にて話し合いを重ねながら誠心誠意対処してまいりました。以来一年を経て一つ一つを乗り越え、昨年11月にようやく事故検証結果および改善案をまとめ公表に至りました。この事故を決して風化させることなく、NPO法人新の歴史に深く刻み、今後の教訓としなければなりません。
法人内に於いては、検証結果を真摯に受け止め本部組織の強化を目指すと共に、日々の活動に於いてもこれまでの課題を洗い出し、できるところから改善に取り組んで参りました。
なお、道半ばではありますが、その道筋が見えてきた事から私の代表としての責任を取るべく、今期をもって辞任させていただきました。
私が今日まで代表を務める事ができましたのは、ひとえに利用者の皆様、保護者の皆様、並びに法人内外の多くの方々の支えがあればこそと、心より深く感謝申し上げます。
今後は、後任の理事長と共にNPO法人新が益々力強く前進されることを期待しております。
皆様に於かれましては、これまでにも増してのご支援、ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

就任のご挨拶
                          NPO法人 新 

                                                      理事長   佐 藤 俊 夫
                              

春の暖かい気候になりましたが、皆様には当法人にご理解とご協力を頂きまして心よりお礼申し上げます。
 私は、稲葉正美理事長の退任に伴い、後任として着任しました 佐藤俊夫 と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。私は、横浜市立の特別支援学校や横浜市教育委員会事務局に勤務していましたが、定年退職1年後に中区生活支援スペ-スぽ~とで相談業務に携わり、ぽ~とでの定年退職後は、NPO法人新で職員相談や職員研修担当として現在も関わっております。福祉での経験は浅いですが、法人に関わらせて頂いたことで多くのことを学ばさせて頂きましたので、法人に少しでもお役に立てればと思っております。
 当法人では、一昨年に重大な事故を起こしまして、皆様には心よりお詫び申し上げますと共に、新を利用されている皆様、保護者の皆様、ご支援を頂いている関係者の皆様に信頼を損ねてしまいましたことを心からお詫び申し上げます。
私は理事長の就任にあたり、前理事長が築いてこられた「地域で利用者の皆様一人ひとりを支える」ことを継続すると共に、法人新の理念である「まちの中で、自分らしく生きたいを支援する」ことをしっかりと受け止めたいと思っております。また、事故を忘れず、深い反省のもと強い決意をもって理事会と各事業所との連携を密にして、「事故再発防止に向けた取り組みを進めること」や「安全・安心の再構築」を図りながら、法人運営の充実と信頼の回復に努めていきたいと考えております。
当法人の運営に当たりましては、これまでも新を利用されている皆様、保護者の皆様からご意見を頂きましたが、これからもお気づきのことがございましたらご意見を頂きたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、稲葉正美前理事長には、法人の立ち上げから多岐にわたり法人運営にご尽力を賜りました。これまでのご尽力に感謝とお礼を申し上げますと共に、これからもお力添えを賜りたいと思っております。
NPO法人新では、これまでの良さを継続しながら、諸課題を改善することが求められております。今後も理事・監事の皆様や職員の皆様と力を合わせて『より良い法人新』の具現化に取り組みたいと思いますので、今後とも皆様には法人運営にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。